術前ホルモン療法
9月30日に治療方針がきまりました。
主治医は私が術前ホルモン療法にこだわっている理由を全摘したくないからと勘違いされていたようで、
「シコリもそれほど大きくないから、今なら温存手術で大丈夫ですよ。」
「ホルモン療法は効果がわかるまで3〜6ヶ月かかるからすすめられない。」
「シコリが小さくなっても、切らないとダメですよ。」等と術前ホルモン療法を諦めさせようとされました。
私「切るのはいいんですよ、ただ時期を遅らせたいんです。」
主治医「なぜですか？」
私「息子が大学受験なんで、今手術したり放射線したりして日常生活に支障がでるような事したくないんですよ。」
というやり取りがあり、術前ホルモン療法を納得してもらいました。
とりあえず21日分のレトロゾールを処方してもらいました。
レトロゾール服用前
レトロゾール7日服用
3日目くらいから若干シコリが小さくなってきたよううな気がしました。
画像ではわかりにくいですが、赤くなっている部分の下が確かに小さくなっています。
触ってもボコとした感じが無くなりました。
多分、順調にレトロゾールが効いているという事なんでしょうね。
副作用も今のところ少し眠くなるくらいです。
そういえば、8月30日のエコーではシコリの大きさ2.8cmだったのですが9月27日のエコーでは2.3cmでした。
約一月なんの治療もしてないのに5mmも小さくなっている？
本当に乳癌なのか？と今だに半信半疑です（笑）
胸のシコリ
明日（9月30日）はいよいよ治療方針が決まります（多分）。
まだ自分が乳癌だと信じられないし、覚悟も出来ていません。
私の胸のシコリについて書いておきたいと思います。
最初にシコリに気づいたのは8年ほど前の事です。
車のシートベルトをするとき右胸の上にグリグリする感じがして、触ると小さなシコリのようなものがありました。
しばらくして会社の健康診断があり、内診のとき「胸にシコリがあるんですが。」と聞いてみました。医師はシコリを触診し「大丈夫なやつだと思うけど、不安だったら検査したら。」と軽く言われました。
ネットで(胸のシコリ)で検索すると8、9割は良性とあったので良性と信じ検査をしませんでした。
それから5年くらいは少しずつ大きくなっていたのですが、3年くらい前にいきなり大きくなり見ただけでわかるようになりました。
シコリ部分の皮膚が赤くなったのもこの頃だったと思います。
それから今度は右胸が小さくなっていきました。
もともと貧乳なのですが、右だけブラのカップがぶかぶかになり気がつきました。
ここでもネット検索です（笑）
［乳癌で胸が小さくなることはない。］もちろん信じましたよ。もしかしたら別の原因があるかもしれませんが、シコリが大きくなったタイミングで胸も小さくなったので関連してると思いました。
何度か検査を受けようと考えた事もあります。
が、毎回予約が取れなかったのです。
今年の6月、シコリがピリッと痛みました。最初は気のせいかな？くらいでしたが、段々ビリッビリッとはっきり痛みを感じるようになり、検査を決意しました。
それから病院をさがしましたが、やはり予約で2、3ヶ月待ちばかり。
8月27日やっと診察を受ける事ができました。
そこで「悪性の可能性がたかい！」といわれ直ぐにマンモグラフィを受け3日後エコーと針生検。
9月9日に乳癌の告知をうけました。
いまだに自分が乳癌だと信じられない理由が、
①シコリがグリグリするのが生理前が多かった。
②シコリが大きくなったのが閉経のときだった。
③明らかに右の乳房が小さくなった。
等です。
細胞診までして確定診断されているので間違い無いでしょうが······諦めが悪すぎますね（笑）
色々考えすぎて落ち着きませんが、出来る限り前向きに頑張りたいと思います。
戦の開幕
今週のお題「○○の秋」
私にとって今年の秋は、「戦の秋」
乳癌との闘いと、息子君の受験戦争。
どちらも負けるわけにはいかない闘いです‼
乳癌はまだ治療は始まっていません。
切除→放射線→薬物療法が標準治療らしいですが、私の希望は術前薬物療法→切除→薬物療法です。
最初の予定では10月1日入院→10月2日乳房全摘手術→放射線→抗がん剤6ヶ月でした。
問診も視診、触診もしないでマンモグラフィとエコーと針生検の結果だけで乳癌ステージ3cと判断し勝手に上記の予定を組んだ医者に不信感しかなく転院して三日、検査のやり直しは正直メンドクサイですが自分が納得出来る治療が出来る事が大事だと思います。
今、私が最優先させたいのは息子君の受験。
幸い私の癌は大人しく進行の遅いタイプらしいので術前ホルモン療法を試したいと担当医に言ってみたのですが、あまりよい返事はいただけませんでした。
一通り検査も終わったので３０日には結果と今後の治療方法が決まると思います。
ステージ3cの５年生存率は54%、絶対負けない、生きてみせる!
長い闘いはこの秋、幕をあげたばかりです。
